2017年7月25日火曜日

九州北部豪雨による現地の視察とセヴァ

OM SRI SAI RAM

7月に発生しました、九州北部豪雨により被災された皆さま、
ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

奉仕部では、被災地域に該当する福岡センター世話人へ、定例活動に参加しているメンバーやご家族、地域の皆様は大丈夫かと問い合わせを行いました。

皆大丈夫とのことでしたが、以前定例活動に参加されていたKさんが被害の大きかった大分県日田市在住で、その方のご実家が家も畑もすべて浸水してしまったとのこと。
その為、23日(日)に九州のサイセンター・グループ有志メンバーで、日田市へ視察と復興セヴァ(奉仕)に行って参りました。

現地では、行政やボランティア団体等が復興作業に懸命に取り組んでいましたが、まだまだ公道の至る所に土砂崩れがあり、二車線が一車線になっている箇所もありました。
また、植林された杉が流され、川や山の下に大量に倒れていたり、流された車が逆さまのまま放置してあったり、大鶴駅付近の線路はいまだ土砂に埋もれた状態で、まだまだ復興の目途が立っていない状況でした。
今回、連絡のあった大鶴地区のご実家も2メートルほど浸水し、畑も泥に埋まってしまったそうで、豪雨の時は2階に避難して、何とか難を逃れたそうです。また、ボランティアと思われる人たちが床を撤去して、軒下の泥のかき出しを行っていました。
私たちは、Kさんの弟さんが地域復興のために立ち上げた、「鶴の恩返し」というボランティア団体に案内されて、近くの民家へ行きました。
そこも1メートル以上浸水していましたが、庭に流れてきた泥が隣家との境界に立つブロック塀を押して、隣家側に倒れそうになっていたため、ブロック塀を戻す前段階としての泥のかき出しセヴァを行ってきました。
Kさんのお子さんは、小学生の時にバルヴィカスに通っていたそうですが、今はもうりっぱな高校生に成長していて、暑さの中もうろうとなる私たちを尻目に、たくましく泥のかき出しセヴァを行ってくれました。
今回は、セヴァ中にかんかん照りの太陽を雲で覆い隠してくれたり、タイミングよくKさんがスイカを振舞ってくださり、疲れが癒されたり、とても元気な高校生のお子さんが共にセヴァしてくれたりと、随所にサイの愛の助けを感じ、本当に有り難く思いました。

また今後も、不定期に被災地の皆様と共に復興セヴァをババ様へ捧げていければと思います。

サティヤ サイ ババの御言葉です。
『どうして奉仕を通して自我が変容できるのか、と疑問に思うかも知れません。奉仕を愛で満たすことにより、その作業は神への礼拝へと変えることができるのです。仕事が神に捧げられるとき、それは礼拝へと神聖化されます。それにより自我のない奉仕活動になります。また成功に対する欲望や、失敗に対する恐れといった世俗的な煩悩から逃れることができます。奉仕の仕事に最善の努力を払ったとき、礼拝が完全に行われたことになるのです。その礼拝を受けとめて、あなたにとって最高と思えるものを与えるのは神なのです』
http://www.sathyasai.or.jp/seva/
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように
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SSIOJ奉仕部
・お問い合わせ: saihelp@sathyasai.or.jp
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