2016年5月26日木曜日

下無田地区での聞き取りセヴァ報告5と今後について

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

昨日に引き続き、下無田地区での聞き取りセヴァに参加した 鹿児島グループの Sis からのレポート第4回目です。


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○半壊 ご両親、ご本人、お子さん3人の6人同居
ご自宅半壊。ご自宅すぐ隣の大きな納屋は、今にも倒れそうな状態でしたが、同等の大きな木で倒壊しないよう補強されていました。応急危険度判定は『半壊』でしたが、判定の不服申し立てをされたいとの事でした。
震災直後に出産されお困りのため、3週目のお子さんのおむつ、ミルク用の水、お尻拭きペーパーを取り合えず一月分お届けすると、「とても助かります」と喜んでおられました。


○全壊 農業 ご夫婦(震災のため息子さんが一時帰省)
ご自宅は全壊でむきだしのままの状態になっていました。倒壊していない一部の部屋で生活をされておられ、土地のあちこちにはひび割れと段差が生じていました。
敷地内に震災直前に立てた鉄骨の大きく高い倉庫があり、農業用の機材と車が収納されていました。生活も「何とかなっとるけん、何とかなるやろ。今、田植えの準備をしとっけん、先はどうなるかわからんけど、先を見て生きていくしかないけんね」と居直りとも思える心の内を明るい声で話してくださいました。帰り間際、「またお顔を見にお伺いさせてくださいね」と話しますと「待っとるけんね」とお元気な声で返してくださいました。 


【現状の課題】
・り災証明書発行の遅れ
役所へ申請すると、自治体の職員が家屋を見て「被害認定」を出し「り災証明書」がでますが、役所の調査の手が回っていない。役所の調査員も被災者である方もおられ、役所建物も使えない位被災しているところもある。そのような状態で、とてつもない時間がかかっている。
出口(見通し)の見える辛さと見えないつらさは大分違う。


・仮住まい
仮設住宅は、用地が足りていない。(防災のため用意していた土地も液状化のため使えない所もある。度重なる余震、被害認定再調査等で時間がかかり、何戸必要かさえ把握できていない。)
公営住宅は、競争率が高い。(15倍~90倍)
民間住宅は、早い者勝ちである。


・今後の避難生活の環境改善 (当面は、避難生活の環境を整える)
避難先によっては、過去にエコノミークラス症候群、インフルエンザ、感染症、ノロウイルスが発生している。
ゆっくりと休める場所の確保。雨漏り対策。安心して使用できるトイレ環境。プライバシーの確保等。


・住まいの確保
震度5以上が半月ほど続き、今後も激しい揺れが予想されるといわれている。建物の被害も多く、被災者の数も多い。諸条件のため、調査が中々進まないため、初期段階が非常に長引いている。ここ1カ月余り、普段からするとありえないような暮らしを強いられ心身ともにとても疲労されている。


・情報提供
(自宅敷地内での避難生活者が多く、また高齢者が多いことで情報が伝わりにくい)


・これからの梅雨対策
ゲリラ豪雨、突風のため、ブルーシートの確保が必要。
熊本は非常に風が強い地域で、更に今年は梅雨の雨量が多いとの予報もある。


・今年は梅雨を迎える前から気温の高い日が多く、高温多湿の熊本の気候が被災者の方々にさらに追い打ちをかけている。

【暮らしを取り戻すために】
人との支え合いは、何よりも安心する一つです。
※これまで被災された方々が生活されていかれるために、当面必要な物資の支援をセヴァさせていただきましたが、同時に先行きが見通せない被災生活の中で少しでもこころのお疲れを癒していただけるような『こころのケア セヴァ』ができたらと思います。
今後暫くは、ご迷惑にならないようにまたご負担にならないように十分配慮しながら、被災された方々のご自宅にお伺いさせていただき、繋がりを絶やさないことで見守りをさせて頂けたらと思います。
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サティヤ サイ ババの御言葉です。
『全員が力を貸さなければ、村全体が益することはできません。人生は、食べては消化し、歩き回っては寝そべるために与えられたのではなく、それよりはるかに偉大な目的のために授けられたのです。その目的とは、私たちの内に、また、私たちの周りの万物の内に、さらには、私たちの感覚の領域を越えたすべてのものの内に存在する、神を認識することです。そのための人生を、無益な追求や、単なる感覚的快楽のために浪費することは、知性ある人間のすることではありません。弱者や貧民、病人や障害者、困窮者や寄る辺のない人々を助けることによって、神の恩寵を受けるに値する人になりなさい』

http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19750128.html

非公式の集まりにおいてグループのひとりがババに質問しました。
「スワミ、あなたの面前で苦しんでいる多くの人たちが癒される秘密は何でしょうか?」

ババはすかさず簡潔に答えました。
『わたしは、すべての意識ある生き物、すべての人間とひとつであることを体験しています。すべての者を自分自身と見なしているため、わたしの愛がすべての者に流れ込むのです。もしある者が、清いハートの奥底からわたしの愛に応えたとすれば、わたしの愛とその者の願いがひとつになり、苦しみが癒されるのです』
http://www.sathyasai.or.jp/ashram/news_pn/npn001204_1.html
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すべての世界のすべてのものが幸せになりますように

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2016年5月25日水曜日

下無田地区での聞き取りセヴァ報告4

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

先日に引き続き、下無田地区での聞き取りセヴァに参加した Sis からのレポート第3回目です。

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○全壊 お一人住まいの女性(82歳)

全壊のご自宅は道路沿いにあり、その近くの町内の一戸建ての借家に、本日から入居。
お伺いした丁度その時に、ボランティアの方々が入居される借家の掃除を済まされ休憩をされておられるところでした。ご本人のお話しによると、高額な品物を含め殆どの家財道具が盗難に遭われたようでした。取り敢えず搬入された僅かばかりの家財道具の上に寸足らずのブルーシートがかけられており、ご本人も雨もかかってしまうことを心配されておられました。ご要望のあった毛布、タオルケット、クリアケースはホームセンターで調達し、ブルーシートは夕方自治会の物を消防団員の方に届けて頂きました。炊飯器は、後日お届けする事になりました。(注記:「サティヤ サイ支援物資プロジェクト」で送付済)
このような状況下でも、ご本人は冷静な対応で常にボランティアの方々や私たちの事をお気遣いくださっておられました。


○全壊(養鯉場経営、従業員3名雇用)
養鯉場隣にあったご自宅は全壊したため全て解体されており、現在10分位の所にある別の持ち家に居を移して生活されておられました。養鯉場の小屋も随分と傾斜しており、これ以上倒れないようにご自分で補強されたとの事でした。
従業員は3名雇用されておられましたが、その方々も被災されておられるため、本震直後に直ぐ一部の鯉は福岡の養鯉場に預けられ、現在お一人で鯉の管理等をされておられました。
生活はもちろんのこと、事業を継続されながら事業の再建を目指しておられました。


○全壊  祖母、ご夫婦、お子さん3人の6人同居
全壊した敷地内の大きな古い納屋に、ブルーシートを壁代わりにされ(壁がない)生活されておられました。お伺いした時には、「物資は何とか間に合って生活しています」とのことで、卓上コンロ用のボンベのみご依頼されました。また、以前当団体へご要望されたテントが、5月18日にご自宅へ届いたようです。

つづく・・・
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サティヤ サイ ババの御言葉です。
『すべてはあなたから現れたのです。この世に人間よりも優れているものはありません。それゆえ、

ジャントゥナム ナラジャンマ ドゥルラバム(あらゆる生き物の中で人間として生まれることはもっとも稀有(けう)なことである)
と言われるのです。人間は世界のあらゆる生き物の中で、もっとも神聖で評価の高い生き物です。けれども、人間は迷妄に浸っているために、自分の真の性質に気付くことができずにいます。この世には善も悪も存在しません。私たちは多くのことを見たり聞いたり経験します。そして、見ているのは目であり、聞いているのは耳であり、経験しているのは心であると思っています。実際はそうではありません。すべては反映、反動、反響なのです』
http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_20030316.html

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2016年5月22日日曜日

下無田地区での聞き取りセヴァ報告3

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

昨日に引き続き、下無田地区での聞き取りセヴァに参加した Sis からのレポート第2回目です。

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○全壊 ご夫妻(60代)・息子さん同居
 
前回公民館でお会いした時に「もう3週間も車で寝ており体が痛いので手足を伸ばして眠れるテントが欲しい」と嘆願され、その当日近くのホームセンターで調達しお渡ししたご家庭でしたが、今回お伺いした時は、ご自宅前の道路沿いにテントが2張り設置されており「あの辛さから解放され、とても助かっています」と仰っておられました。
今回の地震で自宅が裏手にある河川の方へ傾斜してきており、今後度重なる余震で倒壊した場合、河川をせき止め上流が洪水になることを非常に心配されておられました。り災証明書を待っている間に倒壊してしまう可能性もあるため、早急に対応していただけるよう役所にもかけ合っておられるとの事でした。特に河川側にあるお風呂は日に日に地盤沈下しており、今後建て直しを考えておられるようですが地盤が心配なのでどうなるかわからないと、先が見えない不安を募らせておられるご様子でした。


○全壊 ご両親(70~80代)・息子さん夫婦とお孫さん同居 

前回公民館でお会いしご自宅まで案内していただいた時は、ご自宅周辺の樹木や塀等を油圧ショベルで取り壊されていました。そして、かなり家屋が傾斜し大変危険なため、その後家屋も解体すると仰っておられ、今後住む家がないこと(トイレがないこと)、お布団がないこと(家屋の中に入れず雨に全てが濡れてしまった為)、冷蔵庫がないこと等、今後の生活がとても不安であると仰っておられました。今回お伺いしました時は既にご自宅まで全て壊されており、ご夫妻は納屋での生活を余儀なくされておられました。息子さん夫婦とお孫さんはやっと近くのアパートに住むことができるようになられ、ご両親はお風呂と食事のみアパートで済ませ、夜は盗難防止のため納屋で生活をされておられました。
ポータブルトイレ・布団等は前回お伺いしたその直後にお届けしましたが、冷蔵庫は28℃近く暑くなる日もありこれから梅雨や夏の時期を迎えるため早急にお二人用の冷蔵庫をお届けする事になっております。(注記:既に「サティヤ サイ支援物資プロジェクト」で送付済)
今後建て直しの予定ですが、り災証明書待ちでいつまで続くかわからない盗難防止のための夜の納屋生活は、ご高齢のご両親には心身ともに大変お疲れのご様子でした。


○全壊 女性の親子さん同居(72歳・92歳)(72歳のご主人が、震災のための体調不良で入院後、お伺いした5日前に亡くなられ、前日に葬儀をされたばかり)

家屋は全壊のため、既に解体されていました。ご自宅があった所から徒歩1~2分位の空き地に、震災のため帰って来られた親戚の方があまりの現状にショックを受け「このままでは二人を残して帰れない」とお二人の仮住まいの家を建設中でした。その敷地内の隅にあった雨を凌ぐ小さな古い納屋も、トタンが錆びて雨漏りが酷く、ご高齢のお二人が必要のある度に納屋にあるビニール袋の中の衣類を取りに行かれている現状には胸が痛みました。
当日、衣類や家財道具を入れるクリアケースを必要な個数ホームセンターで調達しお届けしました。また敷地内にはトイレもなく仮住まいの家は板の間だったため、現在ポータブルトイレ(5月18日着)と畳を手配しているところです。
全てを無くされご主人も亡くされてお言葉の掛けようもありませんでしたが、ご本人は仮住まいの建設を傍らでひたすら見守っておられました。


つづく・・・
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サティヤ サイ ババの御言葉です。
『あなたの運命は快楽の頂上を究めることではなく、至福の頂上に登ることです。ダヤー(慈悲)とダルマ(正義)は、あなたを頂上まで、高く、高く引き上げます。ですから、この二つの性質を、どれほど小さな行為においても、自分に可能な限り精一杯実践しなさい』

http://www.sathyasai.or.jp/_archive/saimag/201304.month/3899.html
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2016年5月21日土曜日

下無田地区での聞き取りセヴァ報告2

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

この度、ブルーシートを始め、様々な支援物資をお送りすることとなった、下無田地区の現状について、被災地での聞き取りセヴァに参加した鹿児島グループの Sis より、詳細の報告がきました。
既に多くの支援や復興への祈りを頂いている皆様に、実際どのような方々を支援しているのかを知っていただくことは大切と思うため、これから数日にかけて、そのレポートをシェアしたいと思います。


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OM SRI SAI RAM
被災された皆様に、こころよりお見舞い申し上げます。


【5月15日(日)熊本市東区画図町大字下無田の画図3町内 聞き取りセヴァの経緯】
5月2日に、お伺いした嘉島東小学校の自主避難所の方より下無田地区が「とても酷かったらしい」とご心配されておられることを知り、翌日に早速現地入りしました。

お伺いしたのは画図7町内公民館でしたが、この下無田地区は160戸中40戸が全半壊でボランティアも全く入っていない状態でした。この7町内公民館は、すでに瓦は落ち雨漏りする建物に自主避難者10名程が自主避難生活をされ、夜は河川敷に車中泊されておられました。早速雨漏りのためのバケツや当面必要な諸々の支援物資を調達してお渡しし、他の支援物資は後日手配する事になりました。その後、もっと被害が大きかった画図3町内自治会長さんよりご連絡いただき、生活必需品の支援依頼がありました。(7町内自治会長さんよりサイセヴァの情報が伝わったとのこと)

翌日の5月4日、3町内公民館へお伺いしますと、全壊被災者の2家庭の方に現状聞き取りができ当面必要な支援物資をお聞きすることができました。しかし40戸が全半壊と被災状況が大きい地区であった為、十分な時間をかけ早急に現地の被災状況の聞き取りをする必要を感じました。

5月15日、再度現地の聞き取りをサイセヴァメンバー6名と、現地の情報に詳しい3町内自治会長さん、自治会消防団員の方のご協力をいただき、全半壊のご自宅を中心に聞き取りセヴァを行いました。

【聞き取りセヴァの現状】下無田地区3町内の主な被災状況(全半壊のご自宅を中心に)
・全壊家屋が多く、地盤もひび割れ・沈下等があらゆるところで見られる。

・二次災害を防ぐための『応急危険度判定』は終わっているが、り災証明書の発行が遅れている。(1カ月から2カ月要するとの事。)

・り災証明書発行の遅れから、生活再建のための支援金を受け取ることもできず仮設住宅へ入ることもできない不安な生活が続き、先の見通しが立たない。(これから家屋を壊したり仮住まいに入ったりする為に、優先順位だとか、どれくらい自治体からお金を支援してもらえるのか、このり災証明書を持たなければ動けない。家賃が自腹かどうかわからなくて動けない。建て直すべきか、修理でよいのか、仮住まいに行くべきかの判断もできない等)

・3町内公民館も被害を受け、応急危険度判定はされていないが建物内は柱が割れ壁にはひびが入っており、かなり危険な状態で建物内での自主避難はできない状態。

・近くに指定避難所があるが、高齢者が多く自宅敷地内での避難が多い。(避難所で気を使う、盗難防止のため等)

・全壊された被災者の中には、親戚や知人の所へ身を寄せておられる方もおられる。

・盗難が多く発生している。



つづく・・・
サティヤ サイ支援物資プロジェクト リスト
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サティヤ サイ ババの御言葉です。
『私たちは、気づかい、分かち合うことによって、互いに助け合うことができます』
2006年4月7日の御講話

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2016年5月20日金曜日

「ブルーシートを被災地へ贈ろう!」プロジェクト

オーム シュリ サイラム

※こちらのプロジェクトはすべてご要望枠はうまりました。皆様のご支援に感謝申し上げますとともに、ババ様の蓮華の御足に感謝申し上げます。
 
 今回、セヴァメンバーが被災地の下無田地区で必要物資の聞き取りを行ったところ、最も希望が多かったのがブルーシートでした。熊本では 数日前に30Mを超す暴風雨があり、屋根にかけていたブルーシートが破れたり飛んで行ってしまったとのことでした。震災で屋根や瓦が落ちたり、壁が崩れていたりするため、家そのものを大判のブルーシートで覆って、雨もりや風から家財を守る必要があります。
 
 ブルーシートは指定避難所からも配給され、地区の公民館にあるのですが、みんなが必要としているため、すぐになくなってしまいます。地元のホームセンターでは需要が高いので在庫が少なく、価格も高騰しており、被災された方はなかなか買うことができません。
 
 そこで「サティヤ サイ支援物資プロジェクト」では梅雨を迎える前に、希望している方に、ブルーシートをお送りするプロジェクトを実施致します。ブルーシートは下記インターネット・ショッピングサイトから購入していただき、現地の必要な方へ、直接お贈りいただく形とさせていただきます。ご賛同くださる方は、以下のメール( saihelp@sathyasai.or.jp )にご返信いただけましたら、お送り先をお知らせします。
 ぜひご協力をお願いします。

 
1、倒壊家屋が雨漏りしているためブルーシート希望の宮田様
 ブルーシート#3000 5.4m×4.5mを3枚 1980円×3=5,940円(送料無料)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/komeri-hardware/4920501074583.html
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2、全壊しているお寺。お寺の本堂を建て直すため、お寺の中の物を外に置いておくので雨で濡れないようブルーシート希望の吉水様
ブルーシート#3000 3.6m×3.6m 1180円×5=5,900円(送料無料)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/komeri-hardware/4920501571303.html
ブルーシート#3000 3.6m×3.6m 1180円×5=5,900円(送料無料)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/komeri-hardware/4920501571303.html

3、倒壊家屋を雨漏りから守るためブルーシート希望の内藤様
ブルーシート#3000 3.6m×5.4m 1580円×4=6,320円(送料無料)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/komeri-hardware/4920501571310.html
ブルーシート#3000 3.6m×5.4m 1580円×2=3,160円+送料648円 合計3,808円
http://store.shopping.yahoo.co.jp/komeri-hardware/4920501571310.html
 
4、全壊家屋を雨漏りから守るためブルーシート希望の北岡様
ブルーシート#3000 4.5m×5.4m 1980円×3=5,940円(送料無料)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/komeri-hardware/4920501074583.html
ブルーシート#3000 4.5m×5.4m 1980円×3=5,940円(送料無料)
http://store.shopping.yahoo.co.jp/komeri-hardware/4920501074583.html

5、倒壊家屋を雨漏りから守るためブルーシート希望の石坂様
ブルーシート#3000 4.5m×5.4m 1980円×1+送料648円=2628円

※特にどの方の分を支援したいという希望がある場合は、予めお知らせください。
よろしくお願いいたします。
 
 
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『アニメDVDを贈ろう』プロジェクトご報告

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。


皆さまへ募集させていただきました、
☆被災地の子どもたちへアニメDVDを贈ろう☆彡
プロジェクトのご報告をいたします。

短期間でのセヴァ募集にも関わらず、30作品という多くのご寄贈をいただきました!

しかし、ご要望をいただいた「嘉島東小学校」避難所の子どもたちだけですと、少々多すぎてしまったため、避難所リーダーの方へ確認し、今回は約半分のDVDをお贈りさせていただきました。

また、皆様、とても喜ばれていたことを、感謝とともにご報告いたします。

今回、寄贈できなかったDVDにつきましては、避難所や被災者宅の子どもたちは他の場所にも大勢いますので、ご要望が取れ次第、順次寄贈させていただきます。

皆さまの純粋で温かいお気持ちと、信愛に感謝いたします。

 サティヤ サイ ババの御言葉です。
『地球を回転軸の助けなく回転させているのは愛の力
星が落ちないよう各位置に保っているのは愛の力
海水が地上に氾濫しないように留めているのは愛の力
風を七大陸の上に吹かせているのは愛の力
この神聖な愛は、永遠であり、実に驚異的で、
分割されることもない
愛こそは、人の命を支える息吹
(テルグ語の詩)』

http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_20080718.html


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2016年5月18日水曜日

下無田地区での聞き取りセヴァ報告

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

5月15日(日)に、ご自宅の被害の多い地域(下無田 地区)を回り、
支援物資の聞き取り調査を行いました。

そのセヴァに参加した、北九州グループのBroからのご報告です。

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今回の全・半壊の多い下無田地区での聞き取りセヴァは、九州のセンター・グループメンバーと熊本在住で前回の炊き出しセヴァにも参加していただいた Sis と共に行いました。

自治会長さん、地元自治会消防団の方と待ち合わせ、二手に分かれて全半壊の方々を訪問することとなりました。2週間前には山と積まれていた公民館脇の廃棄物は行政が処分しており、ほぼ更地の状態に戻っていました。全壊のお宅のうち、何軒かも重機で崩し整地しているところがありました。住民の方の一部は近くの親類の方を頼って食事をしたり、お風呂に入ったりしているようでしたが、盗難を心配して夜は壊れた自宅のそばのテントや納屋で寝ていらっしゃっるようでした。

自治会長さん、消防団の方は罹災証明の件などで地区の住民の方と話をしながら、私たちサティヤ サイ ボランティアの紹介をしてくださり、私たちも現在の生活状況を聞き取りながら、必要物資があるかどうかをお聞きしました。
全壊のお宅の多くは家を壊すことにしているようですが、半壊のお宅は修繕で対応することを検討しており、そのほとんどは水道、電気、ガス等のライフラインに問題があるところはありませんでした。また半壊といわれていても、地盤が傾いているところもありました。
物資は(遠慮して)足りていると仰る方がほとんどでしたが、ブルーシートは必要ありませんか? 寝るときに使うマットやテントは必要ありませんか? と具体的に聞くと、「あっ、それがあったら助かる」とおっしゃる方が結構いて、問いかけの仕方に工夫が必要であると感じました。


地区の3分の1くらいは農家だそうで、今年の稲の植え付けはどうされるのですか? と聞くと、農家の方の多くは「例年通り植え付けはする」と仰っていましたが、これから生活がどうなるか分からないので、収穫までは見通せない、収穫はどこかからボランティアに依頼したりするかもしれないと仰っていました。

訪問先の一軒は外見はほとんど普通の家屋のように見えたのですが、「中に入ってみるかね」と聞かれ、案内していただくと、床がうなり、柱が傾き、家財はほとんど処分したか取り出していたのですが、それでもまだ多少物が散らかっていました。二回目の本震で一瞬にしてやられたそうです。

70代と90代の親子二人で生活しておられる女性のご自宅も、家は全壊で当面の生活に困っているようでした。
70代の女性は、5日前に夫を亡くしたと言っていました。震災の心労だったそうです。私たちが訪問した前日に葬儀をされたそうで、この地震ですべてを無くしたと仰っていました。
この女性もそうですが、他の方も「空元気でも出さなくてはやってられない」と、私たちにいろいろなことを話してくださいました。多分まだ気が張っている方が多いのだと思います。


下無田地区では地区の3分の1~4分の1にあたる40戸前後が全半壊ですが、今回午前10時半~午後4時までの間の聞き取りでほとんどすべての家を回ることができ、お話を伺うことができました。

震災から1ヶ月が経ち、当初の混乱は落ち着いてきているようですが、罹災証明の発行が遅れ、生活の先行きが見えず、また住むところに困っている方々にとっては梅雨を控え、心配や不安の絶えない状況のように伺えました。




*********

現在、下無田地区での聞き取りセヴァにより上がった、支援物資リストを、
サティヤ サイ支援物資プロジェクト リストにアップしています。
また、近日中に、雨漏れ防止用に送る、ブルーシートをお送りするプロジェクトについても、別枠で立ち上げる予定でいます。
是非、セヴァへのご協力をお願いいたします。

サティヤ サイ ババの御言葉です。
『弱者や貧民、病人や障害者、困窮者や寄る辺のない人々を助けることによって、神の恩寵を受けるに値する人になりなさい。人をあざ笑ったり、人を侮辱することに喜びを感じたり、人の沽券(こけん)に関わるような噂(うわさ)を流して喜んだりしてはなりません。他人の気持ちを傷つけることほど凶悪な罪はありません。人間は二つの性質を培うべきです。それは、罪に対する恐れと、神への信愛です』
http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19750128.html

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2016年5月16日月曜日

下無田 地区への支援物資セヴァ

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

昨日、5月15日(日)に、ご自宅の被害の多い地域(下無田 地区)を回り、
支援物資の聞き取り調査を行いました。

優先度の高い順に、これから数日間をかけて、聞き取りしたものを
サティヤ サイ支援物資プロジェクト リストにアップしていきます。

皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

サティヤ サイ ババの御言葉です。
『愛の化身である皆さん!
 今日は、この肉体の75歳の誕生日です。私は年齢には関心がありません。私の関心事は、人類の幸福のみです。中でも特に、私は困っている人や貧しい人々の幸福のことを気にかけています。私の人生の最大の目的は、寄る辺のない人々の困難を取り除くことです。人々が賞賛しようと非難しようと、私の決意は変わりません。皆さんも、このような方向で決断をすべきです』

http://sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_20001123.html


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2016年5月11日水曜日

嘉島東小学校での炊き出しセヴァ報告

OM SRI SAI RAM

亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に、
心よりお見舞いを申し上げます。
 
5月7日(土)嘉島東小学校で炊き出しセヴァが行われました。
そこに参加したSisからの報告をご紹介します。
 
*******************
サイラム
 
セヴァの機会を与えてくださったスワミに、心から感謝で一杯です。本当にありがとうございました。

全食材と調理器具、食中毒予防関連のもの等、あらゆる想定を考えて準備をしました。
避難所のリーダーの方と先に少しお話し、調理場のあるコミュニティセンターへ荷物搬入しました。すると直ぐにご婦人方数名の笑い声が聞こえてきました。皆さん辛い状況下でも本当に明るくて、しょげかえっている顔の方なんていません。

 
ご挨拶をしたのち、直ぐに帰依者の方たち(注記:福岡や鹿児島グループの方々。筆者は、熊本に実家があり被災のため一時帰省している帰依者)が遠方より到着され合流しました。こちらの避難所には再訪問となるお二人のお陰で、避難所リーダーをはじめ、地域の方々と更に親しみのある雰囲気ができ、非常にありがたかったです。
 
メニューはベジ中華丼、ほうれん草と人参のごま和え、サラダ玉ねぎと人参と大葉のフレッシュサラダの三品となり、60食作りました。
 
スワミのお写真をキッチン内に内緒で貼らせて頂き、3オームからガーヤトリーマントラを詠唱し、ババ様の御言葉を読み上げた後、調理スタート。スタート時には、横浜市から災害派遣されている保健所の方がチェックに来られ、マスク、手袋は必須とのご指導に皆で着用しました。
調理中、避難所のご婦人方から、「助かります」「体が休まります」「ご苦労様です」と、皆さんお家のないテント泊の方ばかりで大変な中にも関わらず、我々に様々な労いの言葉を掛けてくださり、胸が熱くなるばかりでした。



リーダーの奥様から事前にメニューの質問を受けた時に、「私達は南インドが発祥の、今では世界各国にある奉仕主体の団体で、食事は全て菜食なのです。皆さん力仕事の後で、とくに男性の方々が物足りないように感じてしまわれないとよいのですが・・・」と申し上げると、とても興味をもたれ、食の話からインドの話へとどんどん会話が膨らみ、最終的には、その方がスワミをご存知ということがわかり、またスワミに非常にご興味のある様子でした。
 
お食事がスタートし、野菜中心のメニューに皆さんとても喜んでくださり、「お腹いっぱいになりました!」と沢山の方がお声掛けくださいました。
片付けとキッチン内外の床ふきなどのお掃除を終え、ユニヴァーサルプレヤーを詠唱し、セヴァを
終了しました。
 
リーダーの方をはじめ、皆様に「お腹にたまるだけの食事ではなく、こうした良質のものがとても嬉しいです」と言っていただきました。添加物も入っていない味にも敏感に気付かれたようで、「優しい料理をありがとう」と言ってくださいました。
 
リーダーが仰るには、「コミュニティは規律が一番大事。常にお菓子などをテーブルに置いておくと、だらだら食べてそこに人溜まりができるのと、差し入れで皆簡単な、質を無視したものを口にしすぎると、精神的にも悪くなり、食べ過ぎで肥ることになるため、10時と15時のお茶の時間以外は、おやつは子どもにはもちろん、大人にも隠しておく」のだそうです。「お水のペットボトル1つにしても500ミリだと一人持ちになってしまうから、必ず 1リットル以上のボトルを依頼し、自分が飲む時は必ず他の人にも『飲まんですか~?』と聞くようにして、子どもたちに分かち合うことを指導する。紙のカップにも名前をマジックで書かせて、三回は少なくとも使わせる。全て一人で完結するものは教育上良くないからね」とのお話を伺いました。状況をまるごとよい教材と捉え、子どもたちにはもちろん、大人にも自らが手本となる形で指導されていました。
「全ては自分に返ってくると僕も親から言われ育ったからね。色んなことに気を付けているよ」と仰るリーダー。まさにスワミの御教えを自然に実践なさっているように思え、また奥様もスワミに興味があるご様子です。こういう方だからこそ、ご縁があり、私はこれを学ぶためにここにきたのだと思いました。
(この場所よりも更に被害の大きい)下無田地区のことを「これからもどうかよろしくお願いします。」と別れ際まで仰っていました。ちなみに下無田地区は、リーダーには特に知り合いもいない場所なのです。
 
余談ですが、我々がこれから調理スタートと言うときに、ある帰依者がメールで「スワミの手足となり、光を拡大されますように」と祝福をくださったのですが、私も当日現地に行きびっくりしたのは、嘉島東小学校の目の前の神社は、破壊の神として、怒らせては決していけないということで知られている足手荒神(あしてこうじん)様でした。熊本では多くの方が、家、工場などの建築、水周りの修理等の機会があれば、『荒神様が通る道々で、しばらく滞在なさる』と云われていて、そのおわす方角や場所に、工事日が当たれば、しばらく待ったり避けたりすることが習わしとなっており、また手足の怪我が癒えたり、丈夫になる神様としても崇められています。
ぺしゃんこになったお社を見て、自らを犠牲にされた荒神様が、破壊されたこの地域を思われたようにも感じ、またこの地から、神の手足となる、光を拡大する必要があったからこそ、スワミのご意志が働いたのかと、そのメールを見てすべてが合点したように思いました。
まさに『スワミの御計画は始まっている』のだなと感じました。
 
本当にありがとうございました!
 
サイラム
*******************
サティヤ サイ ババの御言葉です。
『愛は人と人とを結びつけます。愛は物と物とをつなげます。愛がなければ宇宙は存在しません。最も高次の愛は、万人の内に神がいることを気づかせてくれます。神はすべての中に等しく存在します。命は愛です。愛は命です。神がいなければ、神を奪われれば、いかなる物も、いかなる人も存在することが出来ません。私たちは神の意志によって、神の意志を通して生きています。私たち一人ひとりの中で愛として働いているものは神の意志です。「すべての世界が幸せでありますように」と祈るように促すのは神です。というのも、私たちの崇める神、私たちの愛する神、私たちが拠り所として生きている神は、あらゆる生き物の中に、愛として内在していることを、私たちに気付かせるからです。このようにして、愛は拡大し、宇宙万物を包み込みます』
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
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2016年5月7日土曜日

被災地でのセヴァ第3日目

OM SRI SAI RAM

亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に、
心よりお見舞いを申し上げます。


5月4日(水)熊本での被災地セヴァのご報告を致します。

上益城郡の御船町役場の担当者(田代間所近辺ご出身)に、昨夜行くことのできなかった田代間所地区の状況について聞き取りを行いました。
ご高齢者が山奥で30名ほどおられ、夜間、身を寄せて過ごされているという、御船町田代間所地区の区長さんに連絡していただき、現地で当団体が現状の聞き取りを行うことは辞退されました。
役場担当者にSSIOJから「サティヤ サイ支援物資プロジェクト」のチラシをお預けしたところ、「必ず間所地区の方に届けます」との回答をいただきました。


前日伺った、熊本市東区画図町大字下無田の画図7町内自治会長さんづてに、隣の3町内自治会長さんにサイ セヴァの情報が伝わり、3町内自治会長さんから私たちのもとに連絡が入りました。
「個人への生活必需品支援は大変助かります。実は3町内自治会はもっと被害が大きく、160戸中40戸は全半壊です。生活必需品のご支援をお願いしたいので、本日来れるようでしたら10時に市からの説明会があり、地元住民が集まるので来てほしい」というご依頼を受けました。

その話し合いが終わり、地元の方々が帰る頃、公民館に入ると、今後の手続きはどうなるのかを市の職員と話し合っている被災者の方々が数名残っておられました。5~6人のセヴァ メンバーが個々の被災者の方にチラシをお渡しし、どういう状況なのか、何かできることはないのかお伺いすると、残っておられたのは家が全壊して、敷地内の納屋や車で夜を過ごされているご家族でした。
取り急ぎ私たちにできることはないか伺うと、「もう3週間も車で寝ていて身体が痛い」とご高齢のお母様が仰り、「手足を伸ばして眠れるテント」を希望されたので、地元のホームセンターへ何軒か電話し、わずかに残っていたものを購入してお届けしました。
皆さん一様に精神的にも疲れておられ、ぎりぎりの状態で暮らしていらっしゃる様子が伝わってきました。
また別のご家族からは、ポータブルトイレや、お布団のリクエスト等もいただきましたので、火急に必要なトイレなどはすぐに注文し、その他は「サティヤ サイ支援物資プロジェクト」で皆様に支援を募らせていただくことといたしました。
その地域の公民館は小さな集会場で、少し離れた指定避難所から、ブルーシートや土のう袋(雨漏りしないように、また立入り禁止の場所にブルーシートをかけ、土のう袋に土を詰めてブルーシートを押さえるために使用)、水、保存食糧などを、軽トラックで自主的に運搬している自治会の消防団の方からお話しを伺いました。
その自治会消防団員の方のお話しによりますと、「行政から配られる物資には種類や個数に限りがあり、全半壊のお家の方は非常に苦労されているため、SSIOJから個別で必需品を送るサポートはありがたい」というお話しを伺いました。

その方ご自身の家は大丈夫なのか尋ねると、「うちも被害を受けています。でも今、みんな大変だから仕事はそっちのけにして、地元でできることをしています」と仰り、生業である電気工事を地元で無償で行っておられるとのことでした。その方にSSIOJのチラシを託し、必要な方に配布していただくようお願いしました。

3日間という短い期間のセヴァとなりましたが、今回、配布物資として選んだワンタッチテントを「必要かどうか」が、今緊急事態かどうかの目安となりました。
自衛隊がライフラインを供給している行政の指定避難所では、南阿蘇など緊迫した状況の避難所を除いては、最低限の物資は行き渡っている印象で、ワンタッチテントは不要でした。しかし、自主避難所では、行き場のない避難者の方たちが身を寄せ合って過ごしていたり、日中は全半壊した家で片付けを行い、夜は車中泊されておられました。または、必要物資を取りに来られ、情報交換をする場所として機能していました。
今までの災害と比べて実態がわかりにくく、同じ町内会でも、あまり被害のない家と全壊・半壊の家が隣接して建っています。支援の必要性は聞いてみないと分からないため、それだけに被災者個人の背負っている負担が大きいことを感じました。


今後も、ババ様にご縁をいただいた被災者の方々へ継続した支援を続けていけるよう、定期的にセヴァを行っていきたいと考えています。
被災された方々に一日も早い復興・復旧が訪れ、日常と、心身の平安を取り戻されますよう、宇宙の母なるサイの蓮華の御足にお祈りいたします。


サティヤ サイ ババの御言葉です。
『皆さんは平安のメッセンジャーにならなくてはなりません。まず自分自身から始めなくてはなりません。平安は奉仕を通してのみ、手に入れることができます。怠惰な人間は悪事に走ります。仕事で忙しくしていれば、心〔マインド〕に思考が生じる余地はありません。それゆえ、心に平安があるのです。穏やかな心は愛の住処です。愛は人間に本来備わっているものですが、人間の中にある愛も、肥料と水で養分を施されなければならない種のように、サーダナ(献身的な奉仕)とプレーマ(愛)によって養われなくてはなりません。愛は神聖な性質です。愛は甘露のようなものです。神の愛の不滅の甘さを味わった人は、他に世の中のものは何一つ望まなくなります。人生は、絶え間ない愛の発露とならなければなりません。今、愛は、抑制された、利己的な方法で表されています。愛は社会への奉仕という形で表される必要があります。愛は、他の人々に捧げ、他の人々と分かち合わなければなりません。そうすることで、愛は互恵的な、絶えず拡大していく体験となるのです』
http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19871121pm.html

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2016年5月5日木曜日

セヴァへのご協力のお願い2

OM SRI SAI RAM

亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に、
心よりお見舞いを申し上げます。


皆さまにセヴァへのご協力のお願いです。

(1) Amazonほしい物リストで被災地へ支援物資を贈るセヴァにご協力ください。

「サティヤ サイ支援物資プロジェクト」のセヴァメンバーが、被災地からの希望支援物資をほしい物リストとして登録しております。少額(1個(1セット)ずつ)より支援可能ですので、どうかご支援いただける範囲でのご協力をお願い申し上げます。

こちらのリンクをクリックすると、このプロジェクトの支援先リストが表示されます。
ご購入いただくと、Amazonのシステムを介して支援先(避難所や被災者宅)へ直接支援物資が届けられます。

お願い:ご購入いただく際にできるだけ「ギフト設定」でご購入いただくようにお願いいたします。ギフト設定にされた場合のみ、送り主様の情報が受け取られる方へ連絡される仕組みになっております。また、メッセージも無料でつけていただけます。
(一言でも温かなメッセージを添えられるだけで、被災された方々はとても喜ばれます。)


※大型家電等、一部の商品はギフト設定ができませんので、予めご了承ください。尚、ギフト設定のできない商品は、支援者様の氏名・住所が送り状に印字されます。

よくある質問(FAQ)

(2) 被災地の子どもたちへアニメDVDを贈ろう!

第一日目と二日目に訪問した「嘉島東小学校」で、子どもたちが雨等で屋外に出て遊べない時に、避難所で観ることのできるアニメDVDを贈ってほしいと希望がありました。
具体的には以下になります。

・スタジオジブリ(宮崎駿 監督)のような、子どもにとって内容の良いアニメDVD → 新品か、中古の場合は綺麗なもののみ

<送り先>奉仕部がまとめて届けます。
〒153-0043 東京都目黒区東山 1-30-8 地下1階
サティヤ サイ東京センター ワダ・ミシマ宛
※5月14日(土)必着


サティヤ サイ ババの御言葉です。
『あなた方はこれから、徹底した社会奉仕に携わるようになるので、ひとつ言っておかなければならないことがあります。それは、このような活動によって、あなた方の頭と心の扉を開いて、神の光を迎え入れなければならないということです。今のあなた方の頭と心は、感情の突風と、想念の波によって動かされています。落ちつきも、不動の忠誠心もありません。あなた方は、人を惑わす欲望と、幻にすぎない快楽によってあちこちに動かされています。ですから、皆さんは、神を避け所として、あらゆるものとあらゆることのなかに神を見いださなければなりません』
1985年5月13日スワミの御講話より

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Amazonほしい物リストについてのよくある質問

OM SRI SAI RAM

よくある質問(FAQ)

 
 ★Amazonほしい物リストとはなんですか
ほしい物リストは、自分のほしい商品をほかの人に簡単にお知らせし、購入者が希望者の指定したお届け先に商品を注文することができるシステムで、 Amazon.comによって運営されています。Amazon.comのヘルプページによる説明はこちらからご確認いただくことができます。
「サティヤ サイ支援物資プロジェクト」では、セヴァメンバーが、被災された方から要望がありました希望支援物資の一部をほしい物リストとして登録しております。少額希望物資(1個(1セット)ずつ)より支援可能ですので、どうかご支援いただける範囲でのご協力をお願い申し上げます。
 ★ギフト設定とはなんですか
ギフトとして注文すると、配送ラベルに差出人名が表示され、納品書には支援者様の住所と氏名が表示されます(ギフト設定にされない場合、受取側には 支援者 様の住所や連絡先はお知らせされません)。ギフトの注文以外の場合は、配送ラベルに差出人名が表示されないため、稀ですが、お届け先で支援品をお受け取りいただけない場合があります。
支援品を確実にお受け取りいただくために、ギフト設定ができる商品についてはできるだけギフトの設定をしていただくようお願いしています。また、ギフト設定にしていただきますと、無料で短いギフトメッセージを入力することができます。よろしければ、支援品とともに支援者様のあたたかいメッセージをお送りください。
※サティヤ サイ支援物資プロジェクトでは、できるだけギフト設定が可能な商品を掲載するようにしておりますが、Amazon社のシステムの構造により、ギフト設定が不可能な商品に自動的に入れ替わってしまう場合があり、その場合はギフト設定ができません。また、支援希望の方のご要望等のやむを得ない事情により、ギフト設定が不可能な商品を掲載している場合が稀にあります。

ギフト設定の方法はAmazon.comのヘルプページからご確認いただくことができます。
 ★ギフト設定をせずに送ってしまいました。どうしたらよいですか?
必須ではありませんので、届かないことはほとんどありませんが、「注文履歴」のページで、「未発送」と表示されている場合に限り、アカウントサービスでギフトの設定(ギフトラッピングやギフトメッセージの有無)を変更することができます。詳しくはAmazon.comのヘルプページによる説明をご確認ください。なお、当プロジェクトのセヴァスタッフやAmazon社での変更はできませんのでご了承ください。
 ★ほしい物リストを開くと「ほしい物リストには商品がありません」と表示されているのですが、何故ですか
すでに希望されている支援物資のうち、ほしい物リストに掲載されていた物資がすべて支援されているためです。 
 ★支援しようとしましたが、支援先がお届け先の選択肢にありません
買い物かごの中に、支援しようとしている物資以外の物資が入っていませんか? 買い物かごの中身を支援しようとしている物資だけにして、再度お試しください。

被災地でのセヴァ第2日目

OM SRI SAI RAM

亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に、
心よりお見舞いを申し上げます。


5月3日(火)熊本での被災地セヴァのご報告を致します。
 
宇城市不知火町小曽部に高齢者ばかりで、生活物資不足の小集落ありとのSNS情報を元に捜索しましたが、そのような実態は(当団体に限っては)掴めませんでした。
 
宇土市災害対策本部(宇土市民体育館内、行政管轄)にて扇風機・電気コードリール希望とのことで、近くのホームセンターで購入し、お渡ししました。
同本部前の自主避難所で、テントの需要を聞き取りしたところ、
車中泊の方は多いが、夜にならないと集まらないということと、また車中泊の人数が多過ぎるため、寄附対応できませんでした。
 
宇城市小川総合文化センター・ラポート(行政管轄) では、ミニテントは不要。
また自主避難所については個人単位になるため、把握できていないとのこと。
 
南阿蘇村の長陽体育館(行政管轄)は、南阿蘇村で最大の避難所とのこと。現在の避難者数は約300名。
入り口には赤十字のテントが複数張られており、一つが手術室になっていました。また南阿蘇村には他の地方自治体から救急車が応援に入っている等、未だ緊迫した状況でした。
避難されていない方も支援物資を受け取りに来るとのことで、その場で手持ちのすべての物資をお渡ししました。
 
寄附した物資は以下の通りです。
テント、テント用のアルミクッションシート、トイレレットペーパー、衛生用品(大人用オムツ、生理用品、除菌ウェットティッシュ、アルコール除菌剤)、ポカリスエット(粉末)
 
熊本市東区画図町大字下無田の画図7町内公民館(自主避難所で避難者約10名)では、テントをお渡ししました。
この集落にはボランティアがまったく入ってなく、全半壊が160戸中40戸あり、河川敷に車を停めて寝ておられるとのことです。
また、公民館も瓦が落ち雨漏り中のためバケツを希望され、近くのホームセンターで購入して、お菓子と一緒にお渡ししました。
他にも、物資要望があったため、近日中にAmazonの【被災地支援ほしい物リスト】を立ち上げ、物資支援のご協力を全国の皆さまに仰ぐこととしました。
前日に伺った自主避難所の嘉島東小学校を再訪し、炊き出しについての確認と避難所リーダーからご紹介いただいた下無田の自主避難所を訪ねた旨お伝えすると、「下無田近辺は被害がひどいと聞き、気になっていたが行けなかった。皆様が行っていただいて良かった。本当にありがとう」との言葉を頂きました。
また、同リーダーの方より、「御船町田代間所の内村畜産場(市街から山道を車で約30分の山奥にある)に高齢者の集落がある」との情報を得て現地へ向かいましたが、日暮れのため危険で断念し、明日行くこととして引き返しました。

サティヤ サイ ババの御言葉です。
『内なる歓喜、すなわちあなた方が周囲に放射する愛が重要なのです。単なる同情や哀れみは、何の役にも立ちません。それらは、知性によって統制されなければなりません。悲しむ人を元気づけ、道に迷った人を慰めなさい。他人の欠点には目を閉じる一方で、自分の欠点を見つけだすために目を開けておきなさい。これらは、皆難しい仕事です。続けて実践することによってのみ、あなたは完全になることができるのです』
「セヴァ 真のボランティア」メッセージのページより

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2016年5月2日月曜日

被災地でのセヴァ第1日目

OM SRI SAI RAM

亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に、
心よりお見舞いを申し上げます。


5月2日(月)、熊本県でゴールデンウィーク第1日目の現地セヴァを行いました。

向かった先は、
熊本県上益城郡益城町、嘉島町、阿蘇郡西原村の合計5ヶ所の避難所等を訪れ、
現状の聞き取りと、支援物資の配布を行いました。
支援物資は、自立式のテント、テント用のアルミクッションシート、お菓子、ジュース、フルーツ、昆布茶、ブルーシート、タオル、ガムテープ等をお渡しすることができました。

避難所のひとつ、嘉島東小学校にある自主避難所(行政支援なし)では、約100名の避難者がいました。
そこでは、買い物やお水(水道水は濁っている)を皆で手分けして買い出しに行かれていたそうですが、ご高齢の方も多いため生活が大変で、当団体がお渡しした支援物資はとても喜ばれていたそうです。

サティヤ サイ ババの御言葉です。
『他の人が苦しんでいるときに奉仕を行なうことで、あなたが感じる苦悩からあなたを救うことになります。また奉仕はヴィジョンと自覚を広め、思いやりの心を深めます。全ての波は同じ海の上にあり、同じ海から来ており、同じ海なのです。奉仕は、この知識を堅く信じることをあなたに教えます』
Sathya Sai Speaks. Volume VII, page 264
※現地での写真は、後日こちらのページにアップ予定です。

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